EPILOGUE
気づくと、まり花たちは倉野川市の商店街の端の方に立っていました。
落下したはずの隕石はなく、穴も開いていません。愛くるしく歩いていたブタちゃんも、どこにも存在せず……。
それでも5人は全員、オルフィニア大陸で起きたことを覚えています。あの大冒険も、出会った人たちと交わした言葉も。
あの時、作った曲も5人の記憶に刻まれていました。
次のライブでは、この曲も披露できるでしょう。異世界の地で会った大切な友人たちに届くよう、その歌はきっと声高らかに、どこまでも清らかに……。